妊娠線の原因

妊娠線は、妊婦さんのおなかや胸、お尻、太ももなど脂肪のつきやすいところにできる赤紫色のみみず腫れのような線のことをいいます。

妊娠線は皮膚が引き伸ばされるためにできてしまいます。

妊娠すると胸やおなかが大きくなるにつれて皮膚も引き伸ばされますが、この時、弾力性のない皮下組織は表皮の伸びるスピードについていけず、ひび割れしてしまうのです。

そして皮膚の下に毛細血管が透けて見え、赤っぽいギザギザの線として表れるのです。

妊娠線ができても痛みなどはありませんが、かゆくなることはあります。

妊娠線を触ると周囲の皮膚より少しへこんでいるのがわかります。

一般的に妊婦さんの8〜9割の人が妊娠線ができるといわれていますが、妊娠線は比較的に皮下脂肪の多い肥満体質の人、皮膚が乾燥しがちで弾力性のない人ができやすく、皮膚の伸びがいい人はできにくい傾向があります。

妊娠線の予防とケア

一度できてしまった妊娠線は、完全に消えることはないと言われています。

産後の妊娠線は血管が透けて見え、赤色か紫色のままですが、個人差はありますが、産後半年ほどで白っぽい線になり、肌の表面のデコボコもだんだん目立たなくなります。

妊娠線の予防やケアとしては、保湿クリーム妊娠線予防クリームには、できてしまった妊娠線を目立たなくする効果もあるので、日々保湿に気を付けクリームを塗るなど、肌に潤いと栄養を与えましょう

そしてバスタイムや入浴後に、おなかや太ももは下から上へ、胸などは中心から外側へと、やさしくマッサージするようにすれば、より効果的です。

産後の身体が回復してきたら産褥体操から始めるなど、血流をよくして皮膚を活性化させるために、マッサージに合わせて適度な運動もしていきましょう。

妊娠線はできてしまったからと諦めずに、マメにお手入れをしていくことが大切です。

妊娠線を消す治療

妊娠線を完全に消し去ることはむずかしいようですが、今は皮膚科や形成外科のピーリングレーザー治療などでかなり目立たなくすることは可能です。

授乳中であったり、帝王切開の痕があるとすぐに治療できない場合もあるようですが、一度専門医に相談に行くのもいいかもしれません。