産後の生理不順

産後の生理については、しばらくは排卵が抑えられ生理が来ないのが一般的ですが、なぜ生理がこないかというと、生物学的に母乳が出ている間は次の子を妊娠しないように排卵が抑えられるからです

そして産後の生理は、体の回復状況や育児の負担によって生理不順が多く見られ、安定しない事もよくあります。

個人差はありますが1ヶ月で生理が戻る人もいれば、1年以上戻らない人もいます

産後の生理が再開しても、生理期間が長引いたり、量が少なかったり不正出血のような症状が出たり、周期がまちまちという場合も多いようです。

生理不順の原因と症状

生理周期が24日以内で月に複数生理がおこることを、頻発月経(ひんぱつげっけい)といい、産後のホルモンの分泌が安定しない時期や、思春期、更年期にも多く見られる症状です。

また、生理周期が39日以上で、年に数回しか生理がおこらないことを稀発月経(きはつげっけい)と言います。

稀発月経は、排卵がスムーズに起こっていないことのサインと考えられ、原因は、視床下部や下垂体、卵巣機能、甲状腺の機能低下が考えられるそうです。

その他、生理の周期の長かったり短かったり、出血量が多かったり少なかったり、出血している期間が長かったり、痛みがひどかったりするなど生理不順は人によって様々です。

生理不順の主な原因としては、

  • ホルモンバランスの崩れ
  • 不規則な生活、睡眠不足、運動不足
  • ストレス
  • 冷え、血行不良
  • 食生活の乱れ

などがあげられます。

生理不順の改善

自律神経が乱れることによってホルモンバランスにも乱れが生じ、生殖機能のリズムも狂ってしまうことがあります。

しかし、体温が少し上がるだけで、ホルモンバランスは整いますので、 半身浴や足湯、ウォーキングなどで身体を温め、血行を良くすることも生理不順の改善に効果的だといわれています

また、食事はバランスの良い食事を心がけ、血行を促進するビタミンE、新陳代謝を高めて身体を温めるエネルギーをつくり出すビタミンB群、気分を安定させるカルシウム、月経には必要不可欠のミネラルである鉄分、大豆など良質のタンパク質を摂ることも生理不順の改善に役立ちます。

産後の生理不順は、生活を整え、充分な睡眠をとることでストレスをためない工夫をしましょう。

そして、あまりにもひどい痛みや異常な生理の時は早目に婦人科を受診することをお勧めします。